spica  studio

 ビデオ工房スピカ訪問


■ 撮影システムをご紹介します。

■ 編集スタジオをご紹介します。



1(中央固定カメラその1)


大抵の場合、ホール最後部の中央に、無人の固定カメラを設置します。
常にステージ全体を撮影しておくためです。
このカメラには、8インチハイビジョンモニターを接続し、画面を完全な水平状態に保つため、カメラの設定をこまかく行います。
32ギガSDカードに、フルハイビジョン映像を連続3時間以上記録ができます。
開宴10分前にカメラのスイッチを入れ、終演まで撮影し続けます。



2(中央固定カメラその2)


中央固定カメラを反対側から見たところです。
この会場の場合、ライン入力(左右2本の白いコードがカメラに接続されています)といって、ステージ上の3点吊りマイクの音を、直接カメラの音声入力に入れているところです。
会場によっては、ライン設備のないところもあり、その場合は、別途録音した音を編集時に合成します。また会場に全く録音設備がないときには、コンサート用マイクを立てて録音します。
この中央固定カメラは、そういう意味で非常に重要な役目をしています。



3(メインカメラ)


舞台上手側の客席に設置したメインカメラです。
カメラにはカードリーダーが着いており、64ギガコンパクトフラッシュカードで、連続5時間以上の撮影が可能です。



4(サブカメラ)


下手側客席のサブカメラです。このカメラも64ギガカードへの記録となります。






メイン、サブカメラには、カメラマンが付いて撮影します。

その他にも小型のカメラがあり、場合によって、舞台上の指揮者を狙ったりします。

すべてのカメラはフルハイビジョンカメラで、これらで得た映像、音声を編集時に同期させ編集を行い、コンサート映像の完成となるわけです。





1(スピカスタジオ全景)


編集室の全景です。コンピューターが3台並んでいます。
コンピューターモニター2台、テレビモニター2台や、A3自動スキャナーや印刷機など、処狭しと並んでいます。



2(編集用コンピューター)


長く使った第2コンピューターがついに寿命がつき、コンピューターを新しくしました。 写真の一番左が第1コンピューターです。core i 7 2600 ウインドウズ7の最新コンピューターです。ハイビジョン編集専用です。

その右が第2コンピューター。やはりcore i 7 です。ハイビジョン編集、音楽編集など、多様に使っています。

一番右の白いコンピューターが第3コンピューターです。 過去のデジタルビデオの編集、各種DVD変換、インターネット、メール等に使っています。

長くウインドウズXPでしたが、第1コンピューターがウインドウズ7になって、その起動の早さにびっくりさせられます。



3(差し替えHDD)


これが交換用ハードディスクです。5個ありますが、すべて1テラバイトです。撮影しましたコンサート単位で交換して使っています。編集が終わり、マスターデスクが完成し、ご依頼者へ最終の納品が終われば、すべて消去し、次の作品に使います。



4(デジタルビデオ編集)


2台のコンピューターのモニターは左端ですが、キーボードで左右のコンピューターに切り替えが出来ます。中央のモニターは24インチフルハイビジョンモニターです。デジタルの場合、左右がカットされた4;3の画面が現れます。右端は14インチブラウン管モニターです。従来のテレビサイズです。編集は2台同時しか作業が出来ないため、3台目のカメラ映像は、2台編集後に再度加えます。



5(ハイビジョン編集)


ハイビジョンの編集は、3台でも4台でも、撮影済みの映像を同時に編集できます。
写真は、編集中の画面です。
左がコンピューターのモニター画面です。右は、24インチフルハイビジョンモニターです。
右のハイビジョンモニターに、左上に少し大きめの映像があり、その下と横に小さな画面があります。
小さな画面が、それぞれ撮影したカメラの映像です。 (作例では、下部小画面左より、中央固定カメラ、その右が上手より撮影、その右が、下手より撮影、その上が、下手より撮影した指揮者映像です)

最初に、これらの画面と、会場録音とをすべて同期させます。そしてコンピューターモニターにより、必要な画面を指定すると、その選択された映像が、左上の大きな画面となります。 作例では、4台のカメラによる映像を合成中です。


上記のように編集し、最後にこれらの映像を、ひとまとめのしたのが編集後の写真です。
このときは、作品として完成させる4台の合成後の映像と会場録音の音声なります。もちろんフルハイビジョンでの映像です。
このあと、曲名などのテロップを付けます。
ここからDVDやBD(ブルーレイ)マスターへの書き込みとなります。



6(第3コンピューター)


3台目のコンピューターでは、主にDVDやCDの盤面印刷。ジャケット制作。電子メールやインターネットに使っています。モニター上部には、MD、DATの再生機を置いています。



7(スキャナーや印刷機)


最近、最上部のスキャナーを、プリンター、ファックス、スキャナーなどの複合機に交換しました。
ジャケット制作は、ほとんどが演奏会のパンフレットから制作しますが、その時に使います。
下部は2台の印刷機です。 ジャケット印刷に使います。制作数が多いとき時は、2台を同時に動かせます。



8(DVD、CD盤面印刷機)


DVDやCDの表面を印刷する特殊印刷機です。 上部に50枚の印刷前のDVDやCDを置いておくと、自動で印刷したのち、下部に出てきます。全て自動で動きます。1時間で50枚の印刷が出来ます。



9(高速ダビング機)


これはできあがったマスター盤から高速でダビングする機械です。
左がDVD、CD専用機で、6倍速で同時に7枚ダビング出来ます。
また、ダビングをする際に、DVDにはコピープロテクト(再ダビング禁止)が自動的にかかります。

右は、ブルーレイ、DVD、CDのダビング機です。これも6倍速でマスター盤から一旦内蔵のハードディスクに記憶させると、6枚のブルーレイなどがダビングできます。
6倍速というと、1時間の作品ではわずか10分で6〜7枚のDVDやブルーレイが完成するわけです。



10(作品棚)


今まで制作した作品を納めたラックです。右のラックがコンサート専用です。まもなく一杯になりそうです。



11(50インチプラズマテレビを中心にした5チャンネルAVシステム)


メインスピーカーは、アルテック・ランシンブの大型スピーカーシステムです。
テレビラックには、DVDプレーヤー、ブルーレイプレーヤー、7.1チャンネル用アンプなどを置いています。
完成した作品を、このシステムで最終チェックします。



12(番外編)


下より4チャンネルオープンデッキ、その上がレーザーディスク、その上がカセットデッキです。その他にもEDベータデッキもあります。
写真は45年前のオープンリールに収まったコンサートの音源を、コンピュータ技術でCD化している最中です。過去の音源などの再現に使っています。
当工房では、下記のアナログデータがデジタル化できます。

映像関係
VHS、S−VHS、EDベータ、ベータ、ハイ8ビデオ、8ミリビデオ、8ミリ映画、デジタルビデオ、レーザーディスク

音響関係
レコード(SP、EP、LP)、オープンリールテープ(19cm、38cm/秒)、カセットテープ、デジタルオーディオテープ(DAT)、MD






試作が完成して、依頼者の方から最終の制作数の注文が来た場合、上記の印刷機やダビング機をフル回転させて制作します。50セットぐらいなら1日で完成します。

この訪問記はまだまだ続く予定ですので、お楽しみに。


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